先日、東京学芸大学に行ってきました!
目的は入学の為……ではありません!
私の芸術センスでは幼稚園でも合格しませんからね(笑)
いや~、学芸大は素晴らしい環境の所ですね(^.^)
公園に来ているかのようなリラックス空間です。
今現在は結構な広さのウッドデッキ建設の工事をしています(^.^)
それでは、何をしに来たかといいますと、
林野庁の補助事業の「第一回木育サミット」です。
定員300名のところ、臨時席を作り約450名、尚且つ、
キャンセル待ちが出るほど、大盛況でした!
会場内の写真は撮れませんでしたが、
素晴らしいスピーカーの先生方のお話に、会場は18時まで、
熱気ムンムンでした(^.^)
私はサンデーモーニングに出演されている涌井先生が講演されたのですが、
その中で「いなすの知恵」の話がとても心に残りました。
「いなす」とは、相手の攻撃を流すとかの意味合いですが、
涌井先生は防災関係のお話をしてくれたので、災害に例えると、
「自然災害は起こるものと考えて防災する」との意味となります。
「自然災害に勝って防災する」とはちょっと違う意味合いになります。
例えばあの東日本大震災で東京の名所、東京タワーは先端のアンテナ部分が曲がってしまい、
しばらく修復作業が入っていました。
そういえば、当時はまだ工事中の東京スカイツリーはどうだったんでしょう?
一番揺れた箇所で10メートル以上揺れたらしいのですが、
工事中にもかかわらず、ほぼ無傷 だったみたいです!
なぜなの?と不思議ですが、この東京スカイツリーは、
ある日本国宝の木造建築を参考にしています(^.^)
その建築物はなんでしょう?
答えは五重塔です!
本当は法隆寺の五重塔の画像を載せたかったのですが、
素材フリーの画像が無かった物で、模型写真でお許しください(^_^;)
法隆寺の五重塔などの構造「心柱構造」をスカイツリーは採用しています。
揺れる構造ですが、五重塔が倒壊しない為の構造で、
実際に五重塔は、火災による焼失はありますが、過去、地震による倒壊は、
報告されていないそうです!
すごいぞ!日本の木工建築技術!!
という事は、「自然災害を起こるものだと考えて防災する」、
いなすの知恵が約1300年前から大工さんが実施していた事に!
昔の技術力に感謝感謝です(^.^)
でも、この「いなすの知恵」は、防災だけではなく、仕事にも使えます。
とても計画性がある考えですからね(^.^)
さて、防災にもなる日本の森林の今の状態も書きたかったのですが、
せっかくここまで読んでくれた方を寝かすわけにはいけないし(笑)、
ネタ切れになるのもイヤなので…(大笑)、
次回にします!!
AKIRA OYANAGI